カーサブレッシング®「聖母マリア」-聖母子像-Maria-004
アウトパライゾの地から掘り出されたこの水晶は、背面に見事なパイライト(黄鉄鉱)を内包しています。特筆すべきは、その「磨き」の工程に見られる聖なる躊躇(ためらい)です。職人は、型通りの完璧なカットを施そうとした際、石の中に幼子を抱く母の姿を見てしまい、機械的な磨きを入れることを止めたのでしょう。そのため、一部に荒削りな面が残されていますが、その無骨さこそが、江戸時代の修行僧・円空が刻んだ木彫り像のような、圧倒的な存在感とリアリティを感じさせずにはいられません。
内部に広がる無数のクラックは、一見すると透明度を損なうものに見えるかもしれません。しかし、光が差し込むとそれらは一斉にきらめき、暗闇の中で静かに灯る無数の希望の火のように輝き始めます。これは「処女」という漂白された嘘ではなく、命を産み、血を流し、泥にまみれて子供を守り抜く「生身の母性」の象徴です。あなたが、世間が求める「正しさ」や「清潔さ」に疲れ果て、自分は不完全だと責めているなら、この石を選んでください。この粗削りで力強いマリア像は、あなたの不完全さの中にこそ、神の子(新しい可能性)が宿っていることを力強く肯定してくれます。そして背面のパイライトはあなたに自信とバイタリティを与えてくれるでしょう。
重さ:約427g 大きさ:108×55×43mm
¥152,500







































